子供のしつけと育児放棄

育児放棄は消極的ネグレクトと積極的ネグレクトに分類されます。
消極的ネグレクトは親の側に何らかの問題があって、十分な育児が出来ない状態を表します。
親が貧困状態にある、精神疾患や知的障害がある、アルコール中毒の患者であるといった理由で、育児放棄が起こってしまうというケースもあります。
ネグレクトは身体的虐待よりも多く存在し、世界でも問題視されています。

これと反対に、親に事情がないのに育児をしない積極的ネグレクトでは、パチンコに夢中になった親が車中に乳幼児を放置するといったケースがあります。
親がパチンコ・ギャンブル依存症に陥っているような場合には、親の精神面の治療が必要になります。
そのような場合は積極的ネグレクト、消極的ネグレクトのどちらにあたるのか判断が難しくなります。
理由が何であっても子供の命を危険にさらしている事に変わりはありません。