母性と父性
父親、母親のどちらにも育児放棄は起こり得る問題です。
父親は一般的に、家族のために外で働くため、子供につきっきりでいられる専業主婦の母親に比べて、育児放棄のような状態にならざるを得ません。
母性と違って、父性の愛情は子供が生まれたら自然に持てるというパターンではなく、子供と生活し、徐々に父親としての自覚を持っていく場合が多いです。
父親としての自覚を持たず、育児に積極的参加しない父親は、「育児放棄をしてやろう!」と認識はあまりないと言えます。
また、母親は「子供を産んだら必ず母性本能が芽生える」とは限りません。
それどころか、母親がマタニティーブルー・妊娠うつや産後うつにかかる場合もあります。
そのような状態になると、育児が十分に出来なくなります。
母性、父性の不足が育児放棄に必ずつながると断定する事は出来ませんが、少なからず関係があると言えるでしょう。
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